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FPライフサポート通信Life support news
by FP

「シルバーウィーク」について

先月はシルバーウィークで連休を取れた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
昨年に比べ、遠出をした方は少なそうですね。
そんなシルバーウィーク中の21日は敬老の日でした。
老後に対する意識は以前に比べ、非常に高くなってきているように思います。
その一端として、昨年6月には老後資金2000万円問題が大きな話題になりましたが、実際に今の高齢者はどのような生活ぶりなのでしょうか?

自分の老後を考える為にも今回は高齢者の生活ぶりをについて、少しお話しします。

高齢者の経済生活に関する意識について

7月に公表された令和2年版高齢者白書、第3節「高齢者の経済生活に関する意識」を見ると、
・60歳以上の人の約4分の3が心配なく暮らしている
・60歳以上の人の半数以上が預貯金を取り崩さずに生活している
・年齢が上がるほど経済的な不安は少なくなる傾向
と、比較的余裕がある様子がうかがえます。

一方、「今後の生活で不安がある」の内容は、
「自分や家族の医療・介護の費用がかかりすぎること」(30.8%)、
「自力で生活できなくなり、転居や有料老人ホームへの入居費用がかかること」(26.0%)、
「収入や貯蓄が少ないため、生活費がまかなえなくなること」(25.8%)
と、長寿化による医療や介護の負担を不安に感じている人が多いようです。

気になる今後の動向ですが、高齢化白書では次のように指摘しています。
「高齢化率は上昇を続け、令和18(2036)年に33.3%で3人に1人となる。令和24(2042)年以降は65歳以上人口が減少に転じても高齢化率は上昇を続け、令和47(2065)年には38.4%に達して、国民の約2.6人に1人が65歳以上の者となる社会が到来すると推計される。総人口に占める75歳以上人口の割合は、令和47(2065)年には25.5%となり、約3.9人に1人が75歳以上の者となると推計される。」

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