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借り換えをした場合の住宅ローン控除について

住宅購入後に住宅ローン控除を受けていた場合、住宅ローンの借り換え後には住宅ローンの控除はどうなるのでしょうか。せっかく住宅ローンの借り換えを検討しているのでしたら、幅広く情報を知ることはとても大切なことになるのではないでしょうか。今回は、借り換えをした場合の住宅ローン控除についてみてみたいと思います。

次の要件に全て当てはまった場合には、借り換え後の住宅ローンでも住宅ローン控除が受けられます。

・借り換えた住宅ローンが、当初の住宅ローンの借り換えのためである。
・借り換えた住宅ローンが、住宅ローン控除の要件に当てはまる。

住宅ローンの借り換えであり、借り換えた住宅ローンの返済期間が10年以上、控除を受ける年の所得が3,000万円以下であるなど、要件に当てはまれば引き続き住宅ローンの控除を受けることができます。

借り換え後の2つの注意点

《住宅ローン控除期間》
住宅ローン控除の控除期間は、基本的に居住開始時点から考えられます。例えば控除期間が全部で10年の場合は、借り換え時点で残りの控除期間が6年であれば、借り換え後の控除期間は4年です。借り換えたときから改めて10年間控除されるわけではありませんのでご注意ください。

《住宅ローン控除額》
毎年の住宅ローン控除額は、年末の住宅ローンの残高によって決まります。もし借り換えた住宅ローンの金額が、借り換え前の住宅ローンの残高以下であれば、借り換え後の住宅ローン年末残高が控除対象額となります。ですが、諸費用などを含めて借り換えをされると、住宅ローン金額が借り換え前よりも増えてしまうことがあり、この場合には借り換え後の住宅ローン控除対象額を調整するような仕組みがありますので覚えておくとよいでしょう。

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