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繰り上げ返済の活用法について

よく耳にする「繰上げ返済」という言葉ですが、みなさんにイメージをお伺いすると、住宅ローンを早く返済することによって支払い総額を少しでも少なくすることができるとお答えいただきます。繰り上げ返済の方法としては、月々の住宅ローンやボーナス時の返済とは別に、ある程度まとまった金額を返済したいと希望するものです。この繰り上げ返済を行うことによって、月々の返済額を小さくしたり、返済期間を短くしたりすることができます。

繰り上げ返済は資産を有効に使う1つの方法!?

例えば100万円の自由に使えるお金があったとします。まずは、このお金を預金しようと考える方が多いかもしれません。ですが、利息の低い今の時代では、このような運用方法はあまりおすすめできないものになってきました。

【株式や投資信託での運用は?】
こういった投資は、景気の動向や個人の運用能力、情報収集力などによって結果は様々になるでしょう。元本割れのリスクを考えると、不安に思われる方も多いとは思いますので、全ての方におすすめできる、という方法ではありません。

住宅ローンの繰り上げ返済の活用法

では、繰り上げ返済にて100万円を返済した場合はどのようになるでしょうか。例えば金利 3%での借り入れで、期間が34年ほど残っていた場合、その間に付くはずだった金利と返済額が圧縮されます。このように、住宅ローンの繰上げ返済は元本割れのリスクはなく、安心できる有効的な方法と言えるかもしれません。

手元に現金がないのは不安?

いくら繰り上げ返済に利点があるとわかっていても、手元に現金がないのは不安と考えられる方も多いのではないでしょうか。万一の場合の備えとしては、生活予備資金として生活費の6か月分くらいを目安に現金を残す、と考えるとよいでしょう。教育資金の積み立てとは別に考え、繰り上げ返済に充てることを検討されてもいいのではないでしょうか。

繰り上げ返済の注意点

住宅ローンを借りるときには、金融機関に繰り上げ返済手数料の確認を忘れずに行いましょう。この手数料は、金融機関によっては無料のところや、1回につき5万円かかるなど様々です。住宅ローンを選ぶ際、つい金利にばかり注目してしまいますが、こういった部分も選択の1つの要素として検討されるとよいでしょう。

今回は、繰り上げ返済をご自身の資金運用としての角度から考えてみました。その後のライフプランに合わせて、ご自身のお金を有効に使うことにどのような方法があるのかなど、比較検討してみるのは悪いことではないのではないでしょうか。

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