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後悔しないための正しい住宅ローンの組み方

家を買うときに、ほとんどの人が住宅ローンを利用しています。もちろん利用しないほうがお得なのは間違いないのですが、数千万円という貯金をするには時間がかかるため、住宅ローンが最も現実的な方法と言えるでしょう。

住宅ローンには審査があるので、あまり無謀な計画で申し込みをしても審査に通りません。そのため、自ずとローンの組み方を考える必要が出てきます。
年齢、年収、支払い期間に応じた正しい住宅ローンの組み方は非常に重要です。

いざ返済が始まってから「こんなはずではなかった」となる人が依然として多いのも事実です。 ここでは、正しい住宅ローンの組み方について解説したいと思います。

「欲しいから」ではなく「払えるから」

住宅ローンを利用する金額が大きくなればなるほど、返済額や返済期間が長くなるので、出来るだけ安い物件を選ぶのが得策なのは間違いありません。だからと言って妥協しすぎて快適ではない家に住むくらいなら賃貸のほうが良いでしょう。ですから、「ここまでなら許せる」というラインを設けて高望みをしない家選びを心がけましょう。

「欲しいから」という理由で物件を選ぶのではなく、「払えるから」という理由を優先すべきであることを念頭に置いておいてください。

これまでの家賃と同額だから大丈夫…本当?

購入した家に住み始めてよくあるのが、「住宅ローンの返済以外にかかるお金が、意外に多くて苦しくなる」というパターンです。賃貸マンションに住んでいた人が一戸建てに引っ越すだけで勝手が違いますし、不動産は所有すると固定資産税や都市計画税などもかかってきます。家の修繕費についても大家さんがやってくれていた部分があったかも知れませんが、マイホームになると100%自分でしなければなりません。

そうした金額を考慮すると、家賃として支払ってきた金額と同額の住宅ローン返済が危険であることがお分かりいただけると思います。

完済時年齢の考慮をお忘れなく

住宅ローン完済時の年齢もとても重要です。最長で35年間のお付き合いになるので、25歳までに住宅ローンを利用しなかった人は完済時の年齢が60歳を超えます。

一般的なサラリーマンの定年退職は60歳で、しかも年金の支給開始は65歳です。この5年間(もしかしたらもっと延びるかも知れません)について住宅ローンをどうやって返済するのかという手当てもシミュレーションしておくべきでしょう。

こうした事情がしっかりと考慮された住宅ローンこそ、正しい住宅ローンなのです。

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