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打ちっぱなしコンクリートのメリットとデメリットは?

  • モダンでセンスあふれる建物も多い「打ちっぱなしコンクリート」。
    しかし、住宅として選ぶ場合には注意すべき点も多いようです。
    ここでは、そんな打ちっぱなしコンクリート物件のメリットとデメリットをご紹介します。

  • デザイン性だけでない魅力

    打ちっぱなしコンクリートの魅力とはなんなのでしょうか?
    多くの人が最初に挙げるのはデザイン性の高さです。
    木材や鉄骨に比べ、コンクリートはなだらかなカーブを描いたり斜めに切り出したりと自由なデザインが楽しめる素材です。また、スタンダードなグレー系以外にもレッド、オレンジ、グリーンとさまざまなカラーバリエーションがあります。

    また、遮音性能の高さもコンクリートの強みです。



    室内の騒音を漏らさないだけでなく、外からの騒音も通しません。
    子どもが2階で走り回っても気にならないくらいです。ホームシアターを設置したり、自宅で楽器演奏をするという方にはうってつけではないでしょうか。

    火災保険の費用も木造建築に比べ3分の1程度に抑えられ、延焼リスクも低めなので建ぺい率ギリギリの広さで家を建てられます。
    内装も打ちっぱなしにする場合、壁の塗装や装飾がない分だけ部屋が広くなるため、贅沢な間取りが実現できるでしょう。
    この防火性能の高さも、打ちっぱなしコンクリートの魅力です。

  • 快適性はイマイチ?

    打ちっぱなしコンクリートのデメリットは、基本的にコンクリートの特性によるものです。
    まず、夏暑くて冬寒いというものが挙がります。コンクリートは外部の温度が室内に伝わりやすいため、木造や鉄骨の家に比べ寒暖の激しい家になります。自然と冷暖房費もかさんでしまうでしょう。
    この問題は外断熱を施せば防ぐことができますが、コンクリートの質感を生かした外観とは共存できないことも。

    また、カビや結露が起きやすいのも特徴の1つです。
    コンクリートは砂や砂利を水やセメントで混ぜ合わせたものです。当然水分を多く含みますが、新築物件なら余った水分を放出するのに3~5年かかるとも言われます。
    この間は特に湿気に注意しなければならず、夏場の過ごしにくさは折り紙つきです。

    そして、汚れが目立ちやすいというデメリットもあります。
    コンクリートは雨染みやカビ、内側の鉄骨から出るサビ汁などが原因で汚れが目立ちやすい素材です。これには、フッ素加工や光触媒などのコーティングで対処しましょう。


    メリットもデメリットもある「コンクリート打ちっぱなし」。
    「子どもがピアノを練習する」「デザイン性の高い家にしたい」といった場合は選択肢に入れるのも良いでしょう。特性を理解して、マイホーム選びに役立ててみてください。

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