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後悔しないために! 購入前の隣家のチェックポイント

  • 「ここに住みたい」と思う土地が見つかったとしても、まずは色々と調べるべきことがあります。
    特にマイホームの場合は一度住んでしまえばそこに何十年も住むことになるため、何かトラブルがあっても簡単に住み替えをすることはできません。
    そこで今回は、家を建てる前に注意しておきたいポイントについてお話したいと思います。

  • 【周辺住民、特に隣人はどんな人か?】

    家と土地を購入する前に周辺住民、特に隣の家の人の様子をチェックしておくことが重要です。
    その地域の清掃状況やゴミ捨て場の管理状況、また路上駐車がないかなどをチェックしましょう。
    地域住民の協力体制が整っている場合はこういった問題はほとんど見受けられませんが、協力体制が取れていない地域にはどこかに問題があるものです。

    そして気になる隣人トラブルについては、仲介している不動産会社に確認しましょう。
    不動産会社には「宅地建物取引業者の説明義務」があります。
    これにより不動産会社が知り得た「近隣の環境」を買主に説明する義務が発生し、この義務を怠れば義務違反となり損害賠償金を求めることも可能となっているので、しっかりと確認しておきましょう。

    また土地を見に行った時に自分から積極的に隣人に声をかけてみましょう。
    受け答え1つで相手の大体の雰囲気は分かるものなので、隣人のチェックは直接会話してみるのが一番なのです。

  • 【敷地境界線はどこまでか】

    住宅街を歩いていると、家同士の境界線をはみ出している屋根や樹木などをよく見かけます。
    屋根が敷地にはみ出していれば、隣の家の雨樋から雨がどんどん流れ込んでくるかもしれませんし、樹木がはみ出していると虫や日照などでトラブルになる可能性があります。
    もし自分の敷地内に隣人の所有物がはみ出していた場合は、売主か不動産会社に確認して対応を委ねましょう。
    また同じように、自分も相手の家に障害物をはみ出さないように注意することが大切です。

  • 【隣家との距離】

    一般の住宅地では隣家の敷地境界線から50cm以上離れて家を建てなければならないことが民法で定められていますが、実際はそこまで厳密に管理されておらずトラブルになっているケースが多々あります。
    隣家との距離があまりに近いと日当たり、風通し、騒音などが気になる上に、万が一火事になればお互いに「もらい火」をする危険性もあります。
    隣家との距離を図面でよく確認し、相手の家との距離を確保して家を設計するようにしましょう。



    ※【目の前に建物がない場合】

    購入したい土地の目の前に何も建物がない場合、今は何もなくてもこの先ビルやマンションが建ち、あなたの家に大きな影響が出るかもしれないので、不動産会社に将来の建築計画をしっかり確認しましょう。
    現状ではそれが分からないという場合は、その土地の建ぺい率と容積率を調べて何階建てまでの建物が立てられるかを予測するという方法があります。
    (例えば建ぺい率60%、容積率300%の土地なら5階建てまでの建物が建てられます)
    目の前にどのくらいまでの高さの建物が建つ可能性があるのかを、よく確認しておくことが大事です。

  • 【一生住む場所で安らぐ為に】

    やっと手に入れた家がどんなに素晴らしくても、近隣住民との人間関係が悪化すれば一気に住みにくくなってしまいます。
    本当に住みやすく安らげる家を手に入れるためには、周辺住民や隣人と良い関係を保ち、互いに過干渉しない関係を作っていくことが大切です。
    そのためにも家を購入する前にさまざまな視点からその地域の情報を得るようにしていきましょう。

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