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年々増加傾向にある【低炭素住宅】とは

温室効果ガスの排出量を削減できると注目を集めている低炭素住宅というものをご存知でしょうか。
実は、この低炭素住宅は年々増加傾向にあるホームタイプなのです。
ここでは、その低炭素住宅について説明させていただくと同時に、どんなメリットがあるのかという事を紹介したいと思います。

低炭素住宅の基礎知識

①低炭素住宅とは一体何なのか

低炭素建築物とは、二酸化炭素の排出の抑制を促す建築物の事を指します。
これは、都道府県、市または区が認定を行うものとされています。
建築物に高い断熱性を持たせたりしますし、省エネ型の家電(エアコン等)を使用することで、光熱費などのランニングコストが低い住宅がこの低炭素住宅のくくりに該当します。
また、低炭素住宅として扱われるには、「改正省エネ基準」という法律の基準を満たしていることが条件となります。



②低炭素住宅にどうやったら認定されるのか

年々増えてきている低炭素住宅とはいえ、まだ周りで、自宅が低炭素住宅だと認可されたという話を聞いたことが無いという方も多いはずです。
では、一体どのようにすれば低炭素住宅だと認可されるのでしょうか。

上記のように指定の法律を満たすことも条件ですが、詳しく説明すると、「省エネルギー性」と「その他の低炭素化に資する措置」という、これら2つの性能を満たすことが必要となります。
省エネルギー性の面では、1次エネルギー消費量を、10%以上削減することが必要です。
「その他の低炭素化に資する措置」の面では、主に設備機器(トイレや食洗機に節水タイプの物、木造建築であること)などによるCO2の削減をすることが必要となります。
全部で7項目の設備機器があるのですが、そのうちの2個を満たしていて、さらにすべての条件をクリアすれば、低炭素住宅として認定されるのです。

低炭素住宅のメリットとは

これは、上記の事からもわかるように、省エネ家電が使われていますから、常日頃の光熱費が下がるという、嬉しいメリットがあります。
さらに、それだけではなく、住宅ローン控除のローン限度額も変わってくるのです。
控除率は1%とされ一般住宅が2,000万円とされていますが、低炭素住宅は長期優良住宅と呼ばれるくくりのホームタイプと同じように、最大3,000万円まで引き上げられるのです。
また、保存登記や移転登記の登録免許税が税率0.1%となっているのも、大きなメリットであると言えるでしょう。

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